隣の席の苦手なキミと




連れてこられたのは人気のない倉庫の中。



「え、あの…」



「あ、ちょっとカバン貸してくれる?」



佐山さんにそう言われ、カバンを渡すと倉庫の外に持っていかれる。



「えっ、あの…」



「少しそこで待っててね。」



佐山さんはそう言って倉庫の外に出て行った。



んー…なんなんだろう。てか、今何時?



携帯で時間を確認したいけどカバンの中に入ってるため、確認できない。



ってか、私のカバンなんか持って行って何かあるのだろうか。



しばらくすると佐山さんは戻ってきた。



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