隣の席の苦手なキミと
「よし、今から昨日言っていた通り、席替えをしようと思う。
くじ引きだから、引いて黒板に書いてある番号のところに席を移動させろよ。」
そしてみんなくじを引きに行く。
「南ちゃん…引きに行こ。」
「うん、そうだね。行こっか。」
そしてクジを引く。
「……南ちゃん、何番だった?」
「んー?私はね、35番。」
南ちゃんにそう言われてテンション上がる。
「南ちゃんっ、私36番!前後だぁ!」
ギューと南ちゃんに抱きつく。
「ふふっ、よかった。私も心配だしね、優香を1人にすると。」
私は窓側の一番後ろの席。
で、前は南ちゃんだからあとは隣の席の人が問題。
「とりあえず席移動しよっか。」
「うんっ!」
隣の席なんて誰でもいいや。だって南ちゃんがいるからね!