隣の席の苦手なキミと
お昼休み。
「私、委員会だ。行ってくるね!」
お弁当を食べ終わった後、南ちゃんは委員会へと走っていった。
そんな南ちゃんと入れ違いに、
「白崎さん。」
佐山さんに話しかけられた。
「へっ、な、なんですか……」
「ちょっと来てくれる?」
佐山さんはそう言って歩き出す。
正直……嫌な予感しかしないけど、ここは行くしかないよね……。
緊張しながら、連れてこられた場所は人気のない場所。