花野心と堕天使さんとカイブツ男子たちと
・・・・・





















それから私たちは、ここから一番近くにある、茜の家に向かった。



















「なんか、どっと疲れたぜ・・・」







ショタはそう言ってソファーに座った。












「ショタ、あんたは何もしてないじゃん」


「は?!花野、俺は俺でいろいろと・・・」






「はいはい」










でも確かに、ショタの言う通り、どっと疲れた。








もうさっさと家帰って寝たい。





















「心ちゃん」




「ああ、ルシュフ・・・奏は大丈夫なの?」




「今、起きたところだ。 」









別の部屋にいたルシュフと茜がこっちに来て、ショタの横に座る。








「ちょ、せまいー」



自分の家でも無いくせに文句を言うショタ。









「で、先生、大切な話ってなんすか?」



茜がルシュフに聞く。





「ああ、それなら、奏君がこっちに来たらしようか。」
















そう、 ついさっき、










『みんなに大切な話がある』






そう、真剣な顔でルシュフが言った。



















あのいつもへらへらしているルシュフがあんな真剣な顔で・・・









だから私もすごく気になっている。












「あ・・・みんないたんだ・・・」






?!かなりふらついた様子で奏がやって来る。







「ちょ、奏大丈夫?!ショタ!!そこどいて!!あんた疲れてないでしょ!!」




「はぁ?!何で俺・・・分かったよ」





文句を言いながらショタはソファーからどく。
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