花野心と堕天使さんとカイブツ男子たちと

「で、先生、大切な話って・・・」





奏が言う。








「ああ、そっか。そだね。実はさ・・・」









なんか、緊張した空気。






「心ちゃんと翔太君は知ってると思うけどさー、僕、実は人間じゃなくて堕天使なんだよねー」












「?!」「えっ?!」






ルシュフの正体を知らなかった二人はかなり驚いている。







でも、それよりショタはいつルシュフと知り合ったんだ?














「で、ここからが本題中の本題なんだけど・・・」





口では本題と言うルシュフだが、すごいへらへらしている。






うーん・・・














「奏君、茜君、君らを吸血鬼やら殺人気やらそんなのにしたのは僕なんだよねー」















?!も、もしかしてルシュフと会ったときルシュフは私になにかしたのじゃなくて・・・この二人にしたってこと?!







「る、ルシュフ、で、二人を戻す方法は?」



私は聞く。















「あはははは、それなんだけどさー」