花野心と堕天使さんとカイブツ男子たちと
花野 心とショタと堕天使と
ピピピピ・・・ピピピピ・・・









目覚ましの音が鳴る。












カチ・・・





そして、止めてもないのに止まる。








「おはよう、心ちゃん」





甘いささやき声。












「どっか行け・・・ルシュフ・・・今日は土曜日・・・」



昨日あんなことがあったんだ。眠くて仕方がない。



「ざーんねん。どうやら翔太君からメールみたいだよ」








ショタから・・・?




珍しいな・・・







『うちの部の紹介ポスターを書いてほしい。花野たしか絵上手だったろ?8時半に学校、科学部部室に来てくれ』









学校か・・・めんどくさ・・・













私の通っている学校には帰宅部がかなり多い。




その帰宅部たちを勧誘しようと年中部活の勧誘ポスターがある。







ショタのいる科学部は現在部員ひとり。





ショタが優秀という理由で専用の部屋つきで、たったひとりで部活できる。








私も一度勧誘されたが面倒なので拒否した。







「あ、そーだ。僕も今日学校行かないと。じゃー心ちゃん、またあとでねー。」








ルシュフはそう言って、窓から出ていった。











「ドアから出ろよ・・・」





思わずそう呟く。




















8時半からか・・・今は・・・








「げぇっ?!8時?!ちょ、やばー!!!!!」
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