最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子







化粧の影響で、ありえないほど化けてしまったのだ。






「えー!!




ちょっとヒナちゃん、誰だかわかんなかったよ!?」





オレは、ヒナちゃんを指差しわめくと、ヒナちゃんはムッと顔をしかめたが、すぐに天ちゃんの方を見てニコニコと笑った。





「どうぞはじめさん。





賞品は有名ブランドの化粧品なんです」






ヒナちゃんは天ちゃんに手に持っていたピンク色の箱を渡した。





「マジで?でも、これって高いやつだよな?





私なんかにじゃなくて、自分で使えよ」






天ちゃんは、箱とヒナちゃんを交互に見ながら慌てた。






だって、その化粧品ってCMとかでもしょっちゅう流れている超有名で普通の高校生が手を出せる値段じゃない化粧品なんだよ!






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