最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
突然の訪問者
みのりたちとショッピングへ行った私は、とてつもない疲労に襲われており、フラフラとした足取りで帰り道を歩いた。
両手にはみのりから貰った賞品の数々。
別に全部くれなくてもよかったのに・・・。
そしてなぜかテンションが高い若松が、私の着てきた服や靴が入った紙袋を持ちながら、ずっと一人で話しをしている。
「お前は元気そうだな・・・」
「そんなことないよ~。
でも他の女の子と出かける時よりは、天ちゃんと一緒はすごく気楽だよ」
「あっそ・・・」
どうでもいいわ、アホッタレ。