最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
「光樹くん、今日うちで晩御飯食べていかない?」
「わー、いいんですか?
オレ、おばちゃんの料理大好き!」
そんなこと考えてるうちに、勝手に盛り上がっていた二人は、気づくと夕飯のお誘いになっていた。
「じゃあはじめ、夕飯の準備を・・・ってあらあらあらあら!
どうしたの、そんな可愛い恰好なんかしちゃって!!」
母さんは私を見るなり、ずいずいと距離を詰めて、私の服を上から下までじろじろ見た。
「あっ!もしかして、今日のお出かけって・・・・。
光樹くんとデートだったの!!?
まさかこのお洋服買ってもらったの?!」