第1巻 Sicario ~哀しみに囚われた殺人鬼達~
ようこそ、九尾の道楽へ
side:セルリア
デイの元で暫く休息を取ることが出来た俺達は、家へと向かっていた。
人見知りの激しいディーブも、少しずつサラフィリアに慣れてきたのか、気付けば並んで歩いていた。
サラフィリアも随分と大人しくなった。
電車内とはまるで別人だ。
「ガキンチョ、怖くねぇの?」
「別に...。その呼び方止めて、腎臓1つ貰うよ。」
「ジンゾウ...?何だそれ?」
「...臓器。」
サラフィリアが顔を蒼くする。
ディーブは子供でも、俺達と同じ殺人鬼だ。
最も殺しのスタイルは俺達とは、全く違うがな。
ディーブの場合は俺達が生きたまま確保して、それからディーブが麻酔無しの解剖を始める。
生きたまま相手は殺されていくのだ。
それも長時間。ディーブは死なない程度に少しずつ、解剖していく。
意識が無くなれば、強制的に起こされる。決して逃れることの出来ない痛み...。
それがディーブの殺し方だ。
デイの元で暫く休息を取ることが出来た俺達は、家へと向かっていた。
人見知りの激しいディーブも、少しずつサラフィリアに慣れてきたのか、気付けば並んで歩いていた。
サラフィリアも随分と大人しくなった。
電車内とはまるで別人だ。
「ガキンチョ、怖くねぇの?」
「別に...。その呼び方止めて、腎臓1つ貰うよ。」
「ジンゾウ...?何だそれ?」
「...臓器。」
サラフィリアが顔を蒼くする。
ディーブは子供でも、俺達と同じ殺人鬼だ。
最も殺しのスタイルは俺達とは、全く違うがな。
ディーブの場合は俺達が生きたまま確保して、それからディーブが麻酔無しの解剖を始める。
生きたまま相手は殺されていくのだ。
それも長時間。ディーブは死なない程度に少しずつ、解剖していく。
意識が無くなれば、強制的に起こされる。決して逃れることの出来ない痛み...。
それがディーブの殺し方だ。