○○系彼氏。~短編集~
「ただいまー。」

『おかえり。なんでこんな遅いの~?今は変なおじさんがたくさんいるんだよー?わかるー?………』

始まった…。渉のお説教。

私のお母さんは私が小さい頃に病気で亡くなった。

お父さんは仕事で帰りがおそいため、1人になるときは渉の家に預けられた。

今では渉が大学生、私が高校生にまで成長した。

いつも夜になると渉がご飯を作りに来てくれる。

そんな優しい渉が好きになってバレンタインに告白した。

結果はOK。今では【恋人】でもある。
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