○○系彼氏。~短編集~
~文化祭当日~

皆がいつもより気合いが入ってる。

優勝クラスにはなんか豪華商品がもらえるらしい。

そんな私も気合いを入れて男装した。

「おまたせー。」

そういって教室に入ったら、視界に入る1人の女の子。

否、堅斗だ。

「堅斗、めちゃめちゃ可愛い!!」

つい口から出てしまう言葉。

「僕はそう言われても嬉しくない。」

いつもの堅斗なら、少し怖いくらいだが、今の堅斗は見た目女の子だ。

怖いと言うよりすごく可愛い。とにかく可愛い。

「よし!もうすぐ本番だよー!準備してー!!」

そう言う朱音。

いよいよ当日だ。どれだけ客が入るのか楽しみになってきた。
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