○○系彼氏。~短編集~
『ついてる。』

私の頬に伸びてくる渉の手。

『ん、とれた♪』

恥ずかしがらずに行動してる渉。

「あ、ありがとう……。」

照れながらお礼を言う。

『なんか、俺もお腹空いた。』

とか言う渉。

「食べればいいじゃん。美味しいよー?」

渉は大の甘えたさんだ。急に

『あーん』

とか言って渉が口を開けてる。

「嫌だよ!恥ずかしい…。」

『えー。いいじゃーん。ほら!はーやーくー!』

私には無理だ。恥ずかしすぎる。
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