○○系彼氏。~短編集~
「本当に可愛い……♪」

「しかも、それな……」

と言いかけて、私に自分の腕を見せてくる良樹。

「俺とブレスレットとおソロ。」

「本当だ!嬉しい…!!」

良樹がおそろいにするのは珍しい。でもすごく嬉しい。

「これで、お前は俺のものって言えるな。」

優しい笑顔で言う。私は顔が赤くなる。

「良樹も私のものって言える。やった♪」

「………っ…。」

普段はなかなか気持ちを伝えてくれないオレ様ツンデレ彼氏様。

でも、こういう所で好きって言うのが伝わる。

良樹。これからも好きでいてね。

END
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