初恋の君は俺を忘れてしまいました。

大丈夫?

Said sana


昂は大丈夫だっただろうか?


ってゆうか、置いて来ちゃってほんとによかったのかな・・・


―キーンコーンカーンコーンー


(あれ?まだ来ない・・・)


も、もしかして襲われた?


なわけないよね。


そんな風に考えていると、後ろのドアが勢いよく開いた。


千里と昂が時間ぎりぎりに勢いよく入ってきた。


先生が注意する。


「お前らー遅刻にするぞー」


「先生―そこをなんとかっ!」


千里が先生に頼む。


「・・・しょうがないなあ。次はないぞ。早く、松村も席につけ」


「「はーい」」


昂、千里と来たんだ・・・。


先輩、大丈夫だったのかな?

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