好きでいてもいいですか?
最初の出会い
― 高校3年生の春 ―
君と出会って
3度目の春…。
今君は何をしていますか?
どうして私達は交わることができなかったのかな?
今も君を思い続けてるけど
きっと叶わない恋…。
― 高校1年生の春―
~ 愛side ~
私、佐藤愛(さとう あい)は
今日から晴れて高校1年生になり
楽しい高校生活が始まる!
今日は高校生活1日目!
高鳴る胸を押さえつつ
弾むような足取りで門をくぐる
友達たくさんできるといいな~!
そんな思いを抱えながら
教室に入ると
既に教室は賑わっていた
あ、出遅れたかな…。
静かに窓際の自分の席に腰掛ける
窓からは楽しそうに
3人組の男の子達が見える
頬ずえをつきながら
眺めていると、
「ねね!名前なに??」
声のする方へ振り返ると
満面の笑みを浮かべながら
女の子が話しかけてきた
慌てて
「あ、あい!」と、
答えた
「あいちゃんね!かわいい名前だね!
うちはまみ、よろしくね!!」
初めての友達
私は自然に顔がにやけてしまった
まみは
初めて会った気がしないぐらい
お人好しで
すぐに仲良くなった
その帰りラインを交換して、
「あい、また明日ね!」
「ばいばーい!」
その帰り携帯を開くと
まみからラインが届いていた
『まみだよ!今日話せてよかった♪
すごく楽しかった!明日からよろしくね(o´罒`o)
それでね、女の子紹介して欲しいって男子が居るんだけど紹介してもいいかな?』
内容に少し戸惑いながらも
『私も楽しかった!全然いーよ!!』
すると、男の子のラインが送られてきた
『“翔太”』
早速追加して
ラインしてみると
すぐに返信が来た
『追加さんきゅ!名前なに?
俺翔太、翔太って読んで!』
明るい人で安心して
『愛って名前です!何歳ですか??』
『16歳の高校2年ばい!』
一個上だ、そんなことを思いながらも
その日の夜は何かとずっと翔太と話していた
~ 翔太side ~
『まじ、暇ばい』
小さくつぶやくと
母親が
『学校行ってないからでしょ』
こういうのまじうざい
そんなことを思いながら
過ごす俺、亀田翔太(かめだ しょうた)
高校に行ってないから
ほぼ毎日暇だ
そんな日の夕方
携帯の着信音がなった
見てみると見かけない名前の奴から
ラインが来ていて開いてみると
『はじめまして!
まみからの紹介で追加しました!
よろしくお願いします!!』
随分丁寧に挨拶すんなと思いつつ
返信するとすぐに返信が来た
なんやかんやで
3時間はしゃべり続けていて
ふと時計を見ると夜中になっていた
『こんな時間までごめん!
そろそろ寝るか!おやすみ!!』
俺は携帯をベッドの上に放り投げ
ダイブするように横になった
んだよ、この感じ…。
まさかなと思いつつも
ラインが来るのを待ってる自分に
イラついてた
でも返信がこないまま
眠りについてしまった
この時からきっと
何かが動き始めてた…
幸せだけどすごく辛い日々の幕開けだった…。
君と出会って
3度目の春…。
今君は何をしていますか?
どうして私達は交わることができなかったのかな?
今も君を思い続けてるけど
きっと叶わない恋…。
― 高校1年生の春―
~ 愛side ~
私、佐藤愛(さとう あい)は
今日から晴れて高校1年生になり
楽しい高校生活が始まる!
今日は高校生活1日目!
高鳴る胸を押さえつつ
弾むような足取りで門をくぐる
友達たくさんできるといいな~!
そんな思いを抱えながら
教室に入ると
既に教室は賑わっていた
あ、出遅れたかな…。
静かに窓際の自分の席に腰掛ける
窓からは楽しそうに
3人組の男の子達が見える
頬ずえをつきながら
眺めていると、
「ねね!名前なに??」
声のする方へ振り返ると
満面の笑みを浮かべながら
女の子が話しかけてきた
慌てて
「あ、あい!」と、
答えた
「あいちゃんね!かわいい名前だね!
うちはまみ、よろしくね!!」
初めての友達
私は自然に顔がにやけてしまった
まみは
初めて会った気がしないぐらい
お人好しで
すぐに仲良くなった
その帰りラインを交換して、
「あい、また明日ね!」
「ばいばーい!」
その帰り携帯を開くと
まみからラインが届いていた
『まみだよ!今日話せてよかった♪
すごく楽しかった!明日からよろしくね(o´罒`o)
それでね、女の子紹介して欲しいって男子が居るんだけど紹介してもいいかな?』
内容に少し戸惑いながらも
『私も楽しかった!全然いーよ!!』
すると、男の子のラインが送られてきた
『“翔太”』
早速追加して
ラインしてみると
すぐに返信が来た
『追加さんきゅ!名前なに?
俺翔太、翔太って読んで!』
明るい人で安心して
『愛って名前です!何歳ですか??』
『16歳の高校2年ばい!』
一個上だ、そんなことを思いながらも
その日の夜は何かとずっと翔太と話していた
~ 翔太side ~
『まじ、暇ばい』
小さくつぶやくと
母親が
『学校行ってないからでしょ』
こういうのまじうざい
そんなことを思いながら
過ごす俺、亀田翔太(かめだ しょうた)
高校に行ってないから
ほぼ毎日暇だ
そんな日の夕方
携帯の着信音がなった
見てみると見かけない名前の奴から
ラインが来ていて開いてみると
『はじめまして!
まみからの紹介で追加しました!
よろしくお願いします!!』
随分丁寧に挨拶すんなと思いつつ
返信するとすぐに返信が来た
なんやかんやで
3時間はしゃべり続けていて
ふと時計を見ると夜中になっていた
『こんな時間までごめん!
そろそろ寝るか!おやすみ!!』
俺は携帯をベッドの上に放り投げ
ダイブするように横になった
んだよ、この感じ…。
まさかなと思いつつも
ラインが来るのを待ってる自分に
イラついてた
でも返信がこないまま
眠りについてしまった
この時からきっと
何かが動き始めてた…
幸せだけどすごく辛い日々の幕開けだった…。