それでも愛してる。
✩第1章✩
高校2年生 ー愛菜ー
「愛菜ってうざくない?」
「わかる!!ちょっと顔が可愛いからってね?」
「一緒にいてもなんかノリわかってないし」
そっかー…。
これが本音なんだね。
「めんどくさいよね?」
「そろそろ気づいて欲しいかも」
「ちょっ!!愛菜いるよ…。」
私に気づいた彼女達は
弁解しようと、「違うの」
って寄り添って来た。
だから私も笑ったんだ。
「え?何の事?」