それでも愛してる。




私の楽しかった頃の思い出。


中学1年生の時愛子さんと行った
テーマパーク。

高校1年生の時太陽とたくさん
話したあの時間。


「ありがとうね」


太陽はって私の手を
軽く握り返してそう言った。


「私がもっと強かったら
太陽の事も自分の事も嘘偽りなく
いられたのかもしれない。」


ギュッと両手で太陽の手を握る。


「本当は1人が嫌なくせに
1人になる努力をして仲良くしようと
頑張ったりそうゆう努力はしなかった。」


「うん…。」


「私は太陽が話しかけてくれて
嬉しかった。」


「うん…。」


頷いて聞いてくれる彼に
私は涙を流した。


「どうしたらいいかわからないの…。
太陽と話したいけれど
みんなから疎まれたり憎まれたり
そんなの嫌なの!!

されて嫌な事私は太陽にしたの!!」







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