それでも愛してる。




太陽はびっくりした顔で私を見た。


「愛菜…?」


「私は…。太陽ともっと仲良くなりたかった。
もっとずっと一緒に…。」


その時、ふわりと
私の体に太陽の温度が重なった。

驚いた私は手をぶらりと
下にたらした。


「太陽?」


ギュッとしめられる体。


黙っている太陽の考えが
何もわからないけれど

嫌な気はしなかったんだ。


不思議とー…。




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