それでも愛してる。
目覚ましの音が耳に響く。
カーテンの隙間からは
太陽の光が注いでいた。
うっすら目を開けてしばらく
ボーッとして
それが夢だとゆう事にやっと気づいた。
「嫌な夢」
起き上がり隣に寝ている
子犬のマロンを見る。
小さな体をいっそう小さくして
寝ているマロンを見ると
自然と笑がこぼれた。
「おはようマロン」
カーテンを開けて
夏服へと袖を通す。
セミロングの髪の毛を
くしでとかして
部屋のドアを開けた。