それでも愛してる。
それから何個駅に止まったのだろう。
人はかなり少なくなっていた。
この車両には
私と川田だけ。
“次は◯◯◯です”
「次だ。」
かすかな希望を頼りに
ここまで来てしまった。
川田までまきこんでしまった。
電車を降りて改札を抜ける。
そこは今まで自分がいた場所とは
違って、自然に溢れていた。
空気が綺麗なんて初めて使う言葉だ。
私達は海の見える◯◯◯とゆう町についた。
2時間くらいかかったな…。
ゆっくりと歩く。
初めてみるものばかりで
少し不安になる…。