みずたまの約束。
「アキ…ラ 逢いたい…よ…ひっく…」


私は独り、屋上で想いっきり泣いた


「アキラ…ひっく…アキラ!」


もう…アキラは死んだの…?


天使になったの…?


雨になったの…?


「わ、…たしを、独りにしな…いでよ!アキラ…!」


私はひざをついて泣いた


その時…


雨がホツッホツッ…っと降ってきた


「アキラ…泣いてる…の…?」


アキラが泣いてる…そんな気がした

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