鬼姫マラントデイズ
「ま、そうゆうことだよ、霧花。
今日はなんだかんだ大変だったし…帰ろっか?」
「…俺も疲れたし。帰ろ」
私たちはふらふらと立ち上がった。
平井先輩は金鞠をすっと抱き上げると、おんぶする形にした。
「ひ、平井先輩!わ、私がやりますから!大丈夫です!」
「んー、どうってことないよ。
それに今日のお詫びもかねて、ってことで」
「いや、申し訳ないですし!大丈夫です!なにも謝られるようなことしてません!大丈夫です!」
さっきから大丈夫ですばっかり言ってる気が…
頭がパニックになってきてるというか、やっと正常さを取り戻してきたのだろう…
……正常だったら大丈夫です!を連呼してないよね、うん。なに言ってんだ私。
「……どうでもいいけど、
早く帰ろーぜ」
「律希、そんなの急がなくても…今日は別にゆっくりできるじゃないか」
その言葉に律希はしばらく考え込むような仕草をすると、
「……なあ大地、今日お前ん家泊まってもいい?」
「あ、全然いいよ。
そうだ!霧花も寄ってく?」
ほう、2人はお泊まりするほど仲がいいのね…
って、へ⁉︎
「私ですか⁉︎」
「霧花もかよ⁉︎」
……見事なハモりを見せた私と律希。
今日はなんだかんだ大変だったし…帰ろっか?」
「…俺も疲れたし。帰ろ」
私たちはふらふらと立ち上がった。
平井先輩は金鞠をすっと抱き上げると、おんぶする形にした。
「ひ、平井先輩!わ、私がやりますから!大丈夫です!」
「んー、どうってことないよ。
それに今日のお詫びもかねて、ってことで」
「いや、申し訳ないですし!大丈夫です!なにも謝られるようなことしてません!大丈夫です!」
さっきから大丈夫ですばっかり言ってる気が…
頭がパニックになってきてるというか、やっと正常さを取り戻してきたのだろう…
……正常だったら大丈夫です!を連呼してないよね、うん。なに言ってんだ私。
「……どうでもいいけど、
早く帰ろーぜ」
「律希、そんなの急がなくても…今日は別にゆっくりできるじゃないか」
その言葉に律希はしばらく考え込むような仕草をすると、
「……なあ大地、今日お前ん家泊まってもいい?」
「あ、全然いいよ。
そうだ!霧花も寄ってく?」
ほう、2人はお泊まりするほど仲がいいのね…
って、へ⁉︎
「私ですか⁉︎」
「霧花もかよ⁉︎」
……見事なハモりを見せた私と律希。