鬼姫マラントデイズ
「いや、2人ともなに普通に驚いてんだよ⁉︎

お前らって、部屋隣なの⁉︎」



……あれ、言ってなかったっけ。


いや、言ったぞ確かに。


旧生徒会室で。




「確かに『近所』とは聞いたけど…

隣だとは聞いてねえぞ⁉︎」




「僕と霧花の家は隣なんだよ」




「おせえわ!」





……そんなに驚くことかな?


いや、マンションだもん隣の部屋があって当然でしょう。



「それがたまたま先輩後輩関係だったとしても、普通でしょう?」



「お前は世間知らずだな⁉︎普通じゃねえぞ⁉︎」




あらひどい!世間知らずですって。


確かに鬼の私は世間知らずですよーだ。



べー!だ。





「……もういいや、先入ってるから。

止めて悪かったな」




そう言った律希は勝手に平井先輩の部屋へ。






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