鬼姫マラントデイズ
「ほら、早く」




「あぁうぅ…って、顔近い近い‼︎」




「言おうとしなきゃもっと近付くけど」






なぜか律希に押され気味の私…



無駄に整った顔立ちがぐんぐん詰め寄ってくる。




神様の不公平さを感じる…じゃなくて!この状況、どうにかしなきゃ!






「いやぁ律希落ち着こう⁉︎」



「…落ち着いてるけど」



「確かに尊敬する程落ち着いてるね⁉︎」





表情1つ変えない律希。


顔赤らめてギャーギャー言ってる私。


運良く今は人通りが少なく…って、今はいた方が良かったかもな⁉︎





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