鬼姫マラントデイズ
『誰なの…

また、あたしを傷つけるの…?』



「!

……よく分からないけど、姿を見せて!」



『あぁ、お姉さんもあたしを殺そうとしてるんだぁ…


なら、あたしが殺される前に…』




ぐん!と一気に周りの空気が変わる…!


なんか…寒い⁉︎





『殺してあげるね、お姉さん』








そんな声が聞こえた瞬間…


私の目の前は、真っ暗になった。


なにこれ、目くらまし⁉︎

いや、違う…!


真っ暗だけど…『隙間』から薄暗い倉庫のような部屋の様子が見える…!



これは…



髪の毛だ…!







まるで生きているように動く髪の毛の発生源?を探ろうとしても…


頭上を見上げる暇もない!




「っ、


あなたは妖怪⁉︎それとも幽霊⁉︎」




『…………ん〜…』




答える気、なし⁉︎




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