鬼姫マラントデイズ
*
「生徒会……室?」
ただいまわたくし、生徒会室前。
…………………超・ほこりっぽーい旧校舎の。
「ここが俺らの活動場所。
ほら、来い」
そのドアを開けば
私とバカ陰陽師が戦った場所…
「……悪い思い出しかない」
「とにかく入る」
腕を引っ張られ、流れ込むようにして私と律希は中へ…
「で?
何の用?私早く金鞠と会いたいんだけど!」
私の言葉に首を傾げた律希だったけど、すぐ納得した顔で「あぁ、」と言った。
「あの暴走妖狐に名前付けたのか」
「本当は素直で可愛いのー!」
もう、こいつ金鞠に会ってないからこんなこと言えるんだよ。
会ったらメロメロになるのは分かってんだからね。
「…なに考えてんのか知らないけど、
はい、今日が晴れてお前の活動初日。
かついい感じに事件が巻き込んで来たましたー」
そうマイペースに言った彼の手には、10枚ぐらいの紙の束が握られていた。
「生徒会……室?」
ただいまわたくし、生徒会室前。
…………………超・ほこりっぽーい旧校舎の。
「ここが俺らの活動場所。
ほら、来い」
そのドアを開けば
私とバカ陰陽師が戦った場所…
「……悪い思い出しかない」
「とにかく入る」
腕を引っ張られ、流れ込むようにして私と律希は中へ…
「で?
何の用?私早く金鞠と会いたいんだけど!」
私の言葉に首を傾げた律希だったけど、すぐ納得した顔で「あぁ、」と言った。
「あの暴走妖狐に名前付けたのか」
「本当は素直で可愛いのー!」
もう、こいつ金鞠に会ってないからこんなこと言えるんだよ。
会ったらメロメロになるのは分かってんだからね。
「…なに考えてんのか知らないけど、
はい、今日が晴れてお前の活動初日。
かついい感じに事件が巻き込んで来たましたー」
そうマイペースに言った彼の手には、10枚ぐらいの紙の束が握られていた。