不器用な俺の恋
翌朝 HR
「まず、報告!
北島が、菅井先生の名前出した途端
二人が固まったらしい
話をそらされまくったって!
他、収穫ないってさ!
菅井先生…いい人なんだけどなぁ」
「佐山は、誰でも信じるんだなぁ」
「騙されるタイプだな」
「そこがいいとこだけど」
昼休み
「はぁ?
バカじゃねぇの!!」
中庭で、佐久間が結を怒鳴る
結は、佐久間に言い返さない
かなり注目集めてる…
「なんか言えよ!!」
それでも
結は、答えない
そのかわり、ポケットに入れていた右手かから、何か出した 紙?
黙ってそれを佐久間のポケットへ入れた
佐久間のこと
チラリとも見らずに、結は普通科棟へ
「ざけんなっ!!」
佐久間が吐き捨て、ベンチの壁を蹴る
「なんで…」
声は聞こえなかったけど
口の動きでそう言ったのが、伝わった
そして……
俺の方を見て
辛そうにしてから、ポケットの紙を見た
佐久間が座り込み
「あぁーーーんっとに、なんなんだよ!」
頭をわしわしと掻き回した
「まず、報告!
北島が、菅井先生の名前出した途端
二人が固まったらしい
話をそらされまくったって!
他、収穫ないってさ!
菅井先生…いい人なんだけどなぁ」
「佐山は、誰でも信じるんだなぁ」
「騙されるタイプだな」
「そこがいいとこだけど」
昼休み
「はぁ?
バカじゃねぇの!!」
中庭で、佐久間が結を怒鳴る
結は、佐久間に言い返さない
かなり注目集めてる…
「なんか言えよ!!」
それでも
結は、答えない
そのかわり、ポケットに入れていた右手かから、何か出した 紙?
黙ってそれを佐久間のポケットへ入れた
佐久間のこと
チラリとも見らずに、結は普通科棟へ
「ざけんなっ!!」
佐久間が吐き捨て、ベンチの壁を蹴る
「なんで…」
声は聞こえなかったけど
口の動きでそう言ったのが、伝わった
そして……
俺の方を見て
辛そうにしてから、ポケットの紙を見た
佐久間が座り込み
「あぁーーーんっとに、なんなんだよ!」
頭をわしわしと掻き回した