不器用な俺の恋
部屋の外に出て、佐久間が座り込み言う
「健太郎さんがさぁ…コイコイって…
さみしいって…ずっと言うから
寝れないらしい…
何で…
成仏しないんだろ…」
やっぱり…見えるんだ…ゾゾッ
病室から慌ただしく出て行く看護婦…
いやだ…
結を連れてくな!!
「お前が信じてなくてどうすんだよ!」
俺の背中をポンと叩く、佐山にちょっと救われた
「わかってるし!」
ガラーーー
「どーぞ!薬効いたら寝ちゃうからね!」
看護婦さんが、中に入れてくれた
このまま帰れって…言われると思ってた
「結?」
佐久間が声かけて、結の手を握る
「頭、まだ痛いか?」
「ちょっと… くらくらする」
「目瞑ってていいぞ?」
「うん…平気」
「ごめん…」って…結の頭撫でた
「恭ちゃん…結のがごめん…だよ?
せっかく来てくれたのに…薫も…」
「俺は、ついでかよ!!」
「ふふっ…ごめん…えへへっ」
とか言いながら、結が涙流すから
3人で慌てた!!
「どっか、痛むのか?」
「どうした?」
「結!行くなよ!!」
「うるさい…」
「「「 ごめん… 」」」
目を瞑って結が小さく
「健ちゃん…バイバイ」
って言った
そのまま スースー 寝息たててた
祥「薬が効いたみてぇーだな! ふぅー 」
俺「今のってさ、健ちゃん…成仏?」
佐「んな感じっぽいな?」
祥「ところで…なんつぅ組み合わせ?」
結のことが好きな3人が揃って…
キモ!!!
佐「俺は、結の旦那になる男だからな!」
俺「はぁ!?佐山!バカ!んっとバカ!」
佐「教師にバカとかいうな!バカ!!」
祥「どっちも!旦那はやっぱり俺だな!」
佐、俺「「 はあ!? 」」
祥「マジ、落ち着き無いよな?
結が言ってた通りだ!落ち込む暇がないって!」
結の頭を撫でながら、佐久間が続ける
「俺ら、菅井先生に脅されてたんだ
結も…
逆らえなくて…
皆、諦めてた…
結は、強えよ!菅井先生を好きになろうって…皆を説得して
菅井先生も説得して
運動しちゃいけないのに、無理して
結のおかげで、菅井先生…変わった!
皆も変わった!
ずっと泣かないで、1人で……
猫に襲われたとき、怖かったのもあるけど、森田が来てくれて、安心したんだって…
色んなことが、全部出たって…
やっぱりヒーローだ!って…
俺にしてみりゃ、結のがヒーローだけどな!」
佐「頑張ったな!」
佐山が佐久間の頭を撫でた
ポロポロと佐久間の目から涙が溢れる
こいつも泣かないで、無理してたんじやねぇか
佐久間…
もっと早く、友達になりたかった
「健太郎さんがさぁ…コイコイって…
さみしいって…ずっと言うから
寝れないらしい…
何で…
成仏しないんだろ…」
やっぱり…見えるんだ…ゾゾッ
病室から慌ただしく出て行く看護婦…
いやだ…
結を連れてくな!!
「お前が信じてなくてどうすんだよ!」
俺の背中をポンと叩く、佐山にちょっと救われた
「わかってるし!」
ガラーーー
「どーぞ!薬効いたら寝ちゃうからね!」
看護婦さんが、中に入れてくれた
このまま帰れって…言われると思ってた
「結?」
佐久間が声かけて、結の手を握る
「頭、まだ痛いか?」
「ちょっと… くらくらする」
「目瞑ってていいぞ?」
「うん…平気」
「ごめん…」って…結の頭撫でた
「恭ちゃん…結のがごめん…だよ?
せっかく来てくれたのに…薫も…」
「俺は、ついでかよ!!」
「ふふっ…ごめん…えへへっ」
とか言いながら、結が涙流すから
3人で慌てた!!
「どっか、痛むのか?」
「どうした?」
「結!行くなよ!!」
「うるさい…」
「「「 ごめん… 」」」
目を瞑って結が小さく
「健ちゃん…バイバイ」
って言った
そのまま スースー 寝息たててた
祥「薬が効いたみてぇーだな! ふぅー 」
俺「今のってさ、健ちゃん…成仏?」
佐「んな感じっぽいな?」
祥「ところで…なんつぅ組み合わせ?」
結のことが好きな3人が揃って…
キモ!!!
佐「俺は、結の旦那になる男だからな!」
俺「はぁ!?佐山!バカ!んっとバカ!」
佐「教師にバカとかいうな!バカ!!」
祥「どっちも!旦那はやっぱり俺だな!」
佐、俺「「 はあ!? 」」
祥「マジ、落ち着き無いよな?
結が言ってた通りだ!落ち込む暇がないって!」
結の頭を撫でながら、佐久間が続ける
「俺ら、菅井先生に脅されてたんだ
結も…
逆らえなくて…
皆、諦めてた…
結は、強えよ!菅井先生を好きになろうって…皆を説得して
菅井先生も説得して
運動しちゃいけないのに、無理して
結のおかげで、菅井先生…変わった!
皆も変わった!
ずっと泣かないで、1人で……
猫に襲われたとき、怖かったのもあるけど、森田が来てくれて、安心したんだって…
色んなことが、全部出たって…
やっぱりヒーローだ!って…
俺にしてみりゃ、結のがヒーローだけどな!」
佐「頑張ったな!」
佐山が佐久間の頭を撫でた
ポロポロと佐久間の目から涙が溢れる
こいつも泣かないで、無理してたんじやねぇか
佐久間…
もっと早く、友達になりたかった