不器用な俺の恋
部活
結局

お試しは一日だけ

しかも

「むさ苦しい」

の一言で

うちのクラスには、こないこと決定

そりゃ…男だけだもんな


結との接点も、中庭で見かけることもないまま


地区大会 前日


「頑張れよ!!」

「おう!!」「おうよーー!!」


浩一は1年だから、レギュラーになれなかった

俺と松本は試合にでる

今日は、どのクラスも5限でおしまい

佐山の熱ーいHRが終わったら

「薫!」

「むさ苦しい所にどうした?」

「聞いてくれた?」

「ああ。個人、団体共に5位内なら良いってよ!」

「本当!?ありがとう!!」

「試合まだしてないだろ……」

「あたし優勝する!皆にも知らせるね!」

「はぁー。練習もしてないのに…」

浩「七瀬は、何部ですか?」

「テニス部だ。俺、掛け持ち顧問」

松「へぇー明日どちらも試合ですよね?」

「バスケ部に行く、テニスはルールもイマイチでな…保護者の中で、大きい車持ってる方が連れて行ってくれるんだ!」

俺「賭けしてるんですか?」

「賭けみたいなもんだな。テニスコート
タダで貸してくれるとこみつけたらしく
学校の許可がいるから、俺が掛けあった!
校長は成績残せとさ!
練習全くしてないし、おまけに七瀬が寄せ集めた部員、明日が初顔合わせ!
ペアは、くじ引きって言ってたな」


その話聞いて、苦笑いしかない





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