不器用な俺の恋
地区大会 個人、団体共に優勝

やっぱり結はすげーな


悪魔にとられたリストバンドは

結の元に返ってきた


「はぁー」


「きょーちゃん?」

「あ?結か…」

「元気ないねぇ?」

「帰り送ってくれたら元気になる」

「うん!いいよ?久しぶりだね!」


俺は意地悪だ

彼氏がいるって知ってるのに

結は優しい

ごめんな…


部活終わり


中庭に結はいなかった


「なんだ……忘れたのかよ」


がっかりしながら校門に行くと


「遅いよ!まってたんだから!」

結がいた


佐山の結が俺に笑いかける

駅まで楽しくて、離れたくなくて

結が好きで、大好きで


駅の裏で

俺は結にキスをした

驚いているすきに口内に舌を割り込ませた


顔真っ赤

「恭ちゃん…あの…」

聞きたくない

佐山の話とか

聞きたくない


「結、イチゴミルク飲んだろ?」

「え!あ!うん待ってる時ね!」

「甘!!」

「恭ちゃん、ジュース飲まないもんね!」


そんなこと知ってたんだ?

なんか嬉しいかも


「イチゴミルク好きになったかも」

「へ?」


もう一度、キスをした


「うん!甘いけど、うまい!」

「///////」



なんで、拒まないのかわからなかった




「もう一回いい?」



聞いてみた




「///いい… よ」



佐山と付き合ってんのにいいのかよ?



もう一度キスをした


今度は、深く長くした


無意識に胸を触ってた


結が可愛い声を漏らす





シャツのボタンに手をかけた時

結が震えた


「恭ちゃん…ごめん」


「帰れ」


「うん」




結がわからない
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