不器用な俺の恋
イルカショーの時間までずっと

休憩した「何も見れなかったね…ごめん」

って結は俯いた


「イルカがメインだろ?」


「うん!!」


会場に向かう途中に、バッタリ合流した

松本と蘭ちゃんは手を繋いでいた


結「もしかして?」

松「もしかする!」

結「若いっていいねぇ~」

蘭「/////」

俺「……マジかよ」


こんなに気が合う人はいない!! と

別行動からイルカショーまでの間に

付き合うことになったらしい

結「おめでとう!!」

蘭「ありがとう!!」


イルカショー見たいって、言っていただけあり、かなりはしゃいでいた!!

こんなにはしゃぐ結は、見たことない!!

松「七瀬、ガキみてぇ……」

俺「だな……」


イルカに触って、水かかって大喜び!!


結「イルカさん…」


お客さんが会場を出ても、最後までイルカの近くを離れなかった

松本達は先にショップに行くって出た

俺「結?そろそろ行こ?」

結「もう少し……」

俺「もう、皆出てるし、イルカも休憩する
んじゃね?」

結「うん。イルカさんバイバイ… 」


どんだけ悲しんだ?

マジ涙目じゃねぇーか!!


イルカの飼育員らしき人が来た


俺「すいません!今、出ますから!」

飼「いえいえ。イルカ初めて?」

結「はい!初めてです!
具合悪いんですか?……」

飼「わかるの?
実は今日で引退なのよ…」

結「なんか、元気なかったから…心配で」

飼「ちょっと待ってて!?」



俺「初めてだったんだ?」

結「水族館来たことなくて……」


マジか


もっと見たかっただろうな


飼「お待たせ!!これ!イルカさんから」

結、俺「「 ええ!! 」」

イルカさんから、俺と結にお揃いのストラップを貰いました

深々と御礼申し上げ、会場を出てすぐ

結はピッチにつけた

俺もベルにつけた

「恭ちゃん、ベル教えて?」

「ん」

「結も教えろよ!」

「ん」



松本達と合流して、近くのレストランで

ランチした


そこで確信した

食後、ちょっとトイレってカバン持って…

薬飲むんだなってわかった


結の体調も心配だから


「後は若い2人で遊べよ!?」


別行動を切り出した


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