不器用な俺の恋
祭り……?


来週じゃねぇーか!!!


さっそく、メンバー集め


親の車は、7人乗り

父、母、俺、結、松本、浩一、信也


皆、即オッケー!!

親の前で、結に電話とか緊張したけど



ってか浩一、野球部寮なのに大丈夫かな?

浩一が無理で、佐山とか嫌だぞ?

という不安は全然大丈夫だった!!


その週は、この話題で盛り上がった

昼飯に佐山が加わった時は

「俺も混ぜろ!!」 と、うるさかった

「俺の親が引率するんで、心配なく!」

丁重にお断りした!!

ライバルは、いないほうがいい!!



待ちに待った金曜日!!


「薫!! お留守番だから、これ!!」


くっそーー!! 結の手作りクッキー!!


「俺も食いてえ!!」


「たくさん作ったから!夕食の後、出して貰おうね?」


結、大好き!!


学校に大荷物は、恥ずかしいから

テニス部の部室に置いていた


荷物を持って、いざ!! 俺んち!!


電車で30分


駅に着いたら……


『歓迎!!プチ修学旅行!!』



とかいた紙を持った両親……


マジか!!


恥ずかしい…


皆、ドン引きと思いきや!!

大喜び!! 特に結さん!!

母親に抱きついてますから!!


俺のテンションは、置いてけぼりのまま

自己紹介が終わり


車で家へ



夕食はハンバーグ!!

母親と結が、一緒に台所へ

結の為の修学旅行なのに……

男が風呂に入って、上がった頃には

出来上がっていた


「結ちゃん、助かったわ!ありがとう!」

「いえいえ!料理は、好きなので!
色々、教えて貰いたいです!!」

「あらー私が、習いたいわよ!!
その年でひとり暮らしして、家にぬか床あるとか、感心よー!!」



料理を運びながら、会話!



「は?結、ひとり暮らし?」


「そだよ?言ってなかったっけ?」

俺、松、浩、信
「「「「 聞いてない!!」」」」


「まぁ、いいじゃん!男子禁制だからね」

「「「「 ええーーーー 」 」」」

「マジ、こないでよ!!」


松「はい!」挙手する

結「なんだ?松本?」←佐山のマネする

松「佐山しってんの?」

結「ああ。知ってるぞ!?来たことあるし」

後半、結に戻ってる

信「なんで!佐山だけ、ずるい!!」

結「薫は、あれでも担任だからね!?
どーでもいいから!!
ねえ!? 食べよーよー!!!」


結さん、重大なことだと思います!!

しかし、目の前のハンバーグが呼んでいる


いただきます して、皆でガヤガヤ言いながら食べた
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