不器用な俺の恋
翌日

朝飯は、母と結が作ってくれた!!

感激!!


いやいや!
修学旅行だって言ってるだろ!


なぜ、結を使う??


「もう、結ったら!!料理上手なの!!」

「母さん!はしゃぐなよ!!結は、修学旅行にきたんだから!!」

「いいの!恭ちゃん!結も楽しいから!」


結が、〝結〟って言ったのがキュンときた

やばい!!

朝から刺激強すぎ!!


「おはよう!!皆そろったね!!
いただきます!!」


父の合図でいただきますした!!


味付けが母さんと違ったが、結!天才!!

美味すぎ!!


父「恭のお嫁さんになってほしいなぁ!!」

俺「ぶふぉ!」

浩「うわぁ!!恭!汚ぇ!!」

松「照れてんのかぁ?」

信「結婚するってこと!?」

結「ほい?そうなの?」

母「きてきて-!!」


父「ところで今日は、何処行きたい?」

俺「あ。言ってなかった…… 動物園!!」

母「え?動物園??」

結「あたし… 行ったことなくて…えへっ」

松「あんまり疲れたり出来ないので!」

浩「夜もあるし?」

信「浴衣~花火~」

結「え?花火~???」

俺「馬鹿、信也!!内緒!!」

結「恭ちゃん?本当に花火!?」

俺「内緒!!」

結「てことは、花火だね?やったぁ!!」


祭りから、帰ったらしようかと…

こっそり用意したのに……

信也ーーーー!

まっ!結が喜んでいるから、いいか


朝飯終わり、母と結で片付ける

だから、結さん… 働かないで!!

「結!!薬飲めよ!?」

「ああ。そうでした!!」

「結、後やるから飲みなさい!」

「なんか… 俺より親子らしいな?」

「でしょ?」得意気な母

なんだかんだ、両親がノリノリで

俺より楽しそうで、ちょっと複雑


すっぴんでいいのに

いつも通り化粧して

制服ではなく、私服で出発!!

修学旅行と言っても、制服はやだ!!

と結が猛反対したからです!

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