不器用な俺の恋
夏休みだけど…部活でちょこちょこ

皆と会う

皆、結から連絡あるみたい

結はちゃんと皆と繋がっている

帰ってくるんだ…

さみしくて、不安が大きくなる

会いたい…

結が好きでたまらない

約束通り、家に電話くれたのは

夏休み始まって1週間たった日



「結どうしてるの?
困ったことない?えっ?そうなの!?
だったら、私行こうか?
そう…うん…うん…そうね!わかったわ
遠慮しないで、いいのよ?
どこの病院なの?……もう!結ったら!
あら!そうなの?うん、またね!」




は?



「母さん、切ったのか?」

「嘘だろ?」


父と俺、絶句!!


「ごめんなさい!看護婦さんに怒られたみたいで…」

「で?何話したの?」

「明日から、本格的な治療受けるみたいで、病室から出られないって…
だから、皆に連絡も出来なくなるらしいわよ。身の回りのことは、先輩がしてくれてるみたいだから、手伝いはいいって
だけど…さみしいみたいよ
声が元気なかったわ
夏休み中で終わらないかもって…」

「連絡出来なくなるなら、尚更話したかった!!」

親にぷんぷん怒り、八つ当たりした

やっぱり、俺からかければよかった

部屋に戻って、ベッドに仰向けに寝転ぶ

結のメッセージを読み返そうとベルをみたら、新着メッセージ

〝ガンバルカラ ユウ〟

俺は……負けそうだ

会いたくてたまらない

結の辛い時に、隣にいて何か出来る訳じゃない!

だけど…今すぐ飛んでいきたい!

結に会いたい…




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