不器用な俺の恋
クリスマス イヴ
冬休みに入り


3日目


クリスマスイヴ


部活が終わってから、結のアパートへ向かった

約束している訳じゃない

学校の公衆電話から、電話して家にいるか

確かめもせず


チャイムを鳴らす


ガチャ


「よう!森田!!」


くっそ!!佐山!!なんで!佐山が!


「恭ちゃん?」

「おっす!!」

「よかったぁー!!」

「ん?」

「薫と2人じゃ、むさ苦しくて!」

「なんだよ!せっかく2人で甘い夜を…」

結の肩を抱き、払いのけられる

「気持ち悪いから!!変態!!」

「まぁ、あがれや!!」

「あたしんちでしょ!恭ちゃんどーぞ!」

「ん」

半端ねぇヤキモチ!!

ムカツク!!
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