不器用な俺の恋

冬休みの事件！

なんで、冬休みも部活なんだろ…

寒い

雪がちらつくのに、夕方まで一日部活した

結に会いたい

そう思っていたら

ベルに新着メッセージ


〝ハツモウデ イケナイ〟

〝ゴメンナサイ ユウ〟


結のアパートに行ったが、留守みたいだった








年が明け、男ばかりで初詣して

結に電話しようって盛り上がった





〝お客様のおかけになった電話番号は現在使われておりません〟




皆で結のアパートへ向かった

途中、佐山にも知らせようって電話した

アパートに結は、いなかった

「おい！どうだ？」

佐山が合流した

「もしもし！高橋さん！
ああ！おめでとうございます！
いえ、あの七瀬行ってますか？
え？……そうなんですか？
いや、聞いてなかったもので……
ええ。ありがとうございます！では！」


佐山の表情が冴えない


皆で佐山の言葉を待つ


「七瀬、叔父夫妻の家に戻ったらしい
一緒に住むって」


浩「虐待受けてたんだぞ！また……」


信「そうだよ！なんで！？」


松「ありえないって！！」


佐「電話してみる！」




佐「もしもし！七瀬さんのお宅でしょうか？結さんの担任の佐山です！
明けましておめでとうございます！
新年早々、申し訳ありませんが
結さんをお願いします！

そうですか…


なら、お見舞いに伺いたいのですが…


え？七瀬！？……はぁ？……え？


切られた……


風邪ひいてるっていうから、見舞いに行くつったんだ！
そしたら、七瀬が電話出て
『薫に来られたら、風邪が酷くなる！
絶対！来ないでね！！』って…
来いってことか？ それとも、来るな？
どっちだよ……」


松「この場合、来てだろう？」

俺「いや…木谷先生に相談しよう？」


佐「おう！そうだな！デリケートな問題だからな！」


佐山が木谷先生に相談した


本人の意思で家に戻ったなら大丈夫だろう

仮に、虐待があってて、第三者が関わり
虐待がエスカレートする恐れがある

少し、様子を見ては？
とのことだった