不器用な俺の恋
その日の夜
右手首の手術跡を、カッターで軽く切った
罪を消す方法がわからなくて
やってみたら、なんとなく落ち着いた
絆創膏貼ってリストバンドした
毎日、寝る前にするようになった
落ち着かなくなった
夜、眠れなくなった
食欲もなくなった
しばらく出なかった鼻血が出始め
貧血なのが自分でもわかる
どうでもよかった
朝、鏡に映る自分の顔が気持ち悪い
授業中、起きているのが辛くて伏せる毎日
菅井から、テストで良い点を取るように言われているから、授業は聞く
学校で鼻血が出るのは久しぶり、このクラスでは初めて
3限から4限終わりずっと鼻血が止まらない
昼休みになっても、動くことも出来ない
心臓あたりがギューッと締めつけるように
苦しくなった
「う゛ううっ……」
あたしにクラスの人達が、何か言ってる
しばらくしたら、楽になった
なんで、死ねないの……
少し目を開けたら
薫がいて
何か言ってるけど、よくわからない
関わらないで欲しいのに…
薫や皆を守れるなら…
あたしは…死んでもいい
右手首の手術跡を、カッターで軽く切った
罪を消す方法がわからなくて
やってみたら、なんとなく落ち着いた
絆創膏貼ってリストバンドした
毎日、寝る前にするようになった
落ち着かなくなった
夜、眠れなくなった
食欲もなくなった
しばらく出なかった鼻血が出始め
貧血なのが自分でもわかる
どうでもよかった
朝、鏡に映る自分の顔が気持ち悪い
授業中、起きているのが辛くて伏せる毎日
菅井から、テストで良い点を取るように言われているから、授業は聞く
学校で鼻血が出るのは久しぶり、このクラスでは初めて
3限から4限終わりずっと鼻血が止まらない
昼休みになっても、動くことも出来ない
心臓あたりがギューッと締めつけるように
苦しくなった
「う゛ううっ……」
あたしにクラスの人達が、何か言ってる
しばらくしたら、楽になった
なんで、死ねないの……
少し目を開けたら
薫がいて
何か言ってるけど、よくわからない
関わらないで欲しいのに…
薫や皆を守れるなら…
あたしは…死んでもいい