課長さんはイジワル2
課長の指はためらいながらも容赦なく私を求め、やがてゆっくりと結ばれていく。


激しい痛みに、汗が滲み体が弓なりになる。


まるで嵐の中にでもいるみたいだ。


壊されてもいい。


溺れたって……いいんだよね、課長?



必死に課長にしがみつき、求められるままに身を任せる。


嵐が過ぎ去り、課長と私の激しい息遣いが混ざり合う。


「ごめん。優しくできなかったな……」



課長が私の頭を撫でながら、キスを落とす。


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