課長さんはイジワル2
そんな私に課長が優しく微笑みを返しながら、部屋を出て行く。



本当に、始末に負えない悪魔……。


散々、私のこと振り回して……


余裕で私の心を掻き乱してく……。



だいっキライなんだから、あんな人!




でも……


本当に……


今夜、マンションに行ってもいいの?



嬉しくて鍵を抱きしめていると、背後からの「おはよう」と言う声に、体がビクン!と跳ね上がる。




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