課長さんはイジワル2
「ごめん、安田。すぐに返事しなくて、本当にごめん……」
無言で見下ろしている安田が何を考えているのか分からなくて、動悸が激しくなると同時に指先が冷えてくる。
ずっと忘れてたなんて、とても失礼すぎて言えない。
「ごめんってことは、断るってこと?」
「ごめん……」
顔が上げられない。
「いつから佐久間課長と付き合ってるの?」
「それは……」
「僕には聞く権利、あると思うんだけど」
無言で見下ろしている安田が何を考えているのか分からなくて、動悸が激しくなると同時に指先が冷えてくる。
ずっと忘れてたなんて、とても失礼すぎて言えない。
「ごめんってことは、断るってこと?」
「ごめん……」
顔が上げられない。
「いつから佐久間課長と付き合ってるの?」
「それは……」
「僕には聞く権利、あると思うんだけど」