課長さんはイジワル2
ホールの隅でうずくまっていると、歌い終わった安田からのメールが入る。
楽屋裏の出口に向かうと、ギターを抱えた安田がいた。
「来てくれたんだ」
「来なきゃ、バラすって脅したのは誰よ」
安田が嬉しそうに笑う。
「なんであんたがノリの曲を歌ってるの?」
安田の顔から笑顔が消える。
「杉原さん、NORIさんを知ってるの?」
「……幼馴染だったから」
「えっ?!幼馴染って……」
「今、あんたが歌ってた歌を作ったのはノリだよね」
「じゃ……、まさかNORIさんがずっと想い続けてたっていう『愛』って女の子は……杉原……『愛』さん?」
楽屋裏の出口に向かうと、ギターを抱えた安田がいた。
「来てくれたんだ」
「来なきゃ、バラすって脅したのは誰よ」
安田が嬉しそうに笑う。
「なんであんたがノリの曲を歌ってるの?」
安田の顔から笑顔が消える。
「杉原さん、NORIさんを知ってるの?」
「……幼馴染だったから」
「えっ?!幼馴染って……」
「今、あんたが歌ってた歌を作ったのはノリだよね」
「じゃ……、まさかNORIさんがずっと想い続けてたっていう『愛』って女の子は……杉原……『愛』さん?」