課長さんはイジワル2
「これはNORIさんが引き合わせてくれた運命だと思わない?」


「図々しい……」


「図々しいとか言わないでくれる?僕は自分の本能に忠実なだけ……」



安田が肩をすくめる。



「だけど、NORIさんは、よく何年も耐えたよね。

杉原さんは気付いてないみたいだけど……君は男を欲情させるタイプだよ。

男だったら、誰もが欲しい……手に入れてみたいって思うような……」



安田の手が私の肩に触れる。




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