課長さんはイジワル2
「ありがとう……」


「今日の愛は素直で気味悪いな」


「ひどっ!」


振り上げたこぶしを課長がキャッチする。


だけど、ふと見せる課長の真剣な眼差しに胸がドキンと鳴る。


「昨日、何があったのか言いたくないなら無理には聞かないけど……」


「課長……」


「でも、どうしても困ったことがあったら、昨日みたいに俺を頼っていいから」


「……うん」


課長はニコッと笑うと、スウェットに着替えて私の隣に潜り込む。



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