課長さんはイジワル2
「子供扱いするなんて、ひどいよ」
「そんなつもりは……」
「してる。絶対、余裕の無い私で遊んでる」
「違うって。嬉しいんだよ。俺……愛が初めてなんだ。
自分から好きになった女の子が、俺のことを好きになってくれたのは」
え?
どういうこと?
課長の方に向き直る。
「今まで大概は、相手から告白されて付き合うんだけど、でも、やっぱりどうしても愛せなくてダメになって……。
だけど、逆に、俺の方から好きになっても、その子は俺じゃない他の誰かが好きだったりするんだ。
常に想いは一方通行で。
うまく行かないなって……。
だから、半ば諦めてた。
もしかしたら、俺は、そんな相手には巡り会えないんだろうなって。
でも、こうして愛に出会えた。
だから、嬉しくなって、つい……」
課長が私を愛おしそうに抱き締める。
「愛を愛して分かった。俺は……愛されるより、愛したい」
「そんなつもりは……」
「してる。絶対、余裕の無い私で遊んでる」
「違うって。嬉しいんだよ。俺……愛が初めてなんだ。
自分から好きになった女の子が、俺のことを好きになってくれたのは」
え?
どういうこと?
課長の方に向き直る。
「今まで大概は、相手から告白されて付き合うんだけど、でも、やっぱりどうしても愛せなくてダメになって……。
だけど、逆に、俺の方から好きになっても、その子は俺じゃない他の誰かが好きだったりするんだ。
常に想いは一方通行で。
うまく行かないなって……。
だから、半ば諦めてた。
もしかしたら、俺は、そんな相手には巡り会えないんだろうなって。
でも、こうして愛に出会えた。
だから、嬉しくなって、つい……」
課長が私を愛おしそうに抱き締める。
「愛を愛して分かった。俺は……愛されるより、愛したい」