課長さんはイジワル2
「おごちそうさま。ありがとう、おいしかった」
「良かった。デザートも実は用意してるの。入りそう?」
「すごいな。デザート付きなんだ」
すっかりその日のことを忘れてキッチンで用意を始めていた私を課長が後ろから抱き締める。
「……で、なんで、無理矢理安田にキスされたの?」
「えっ?!」
「もしかして、あの雨の日?」
「あ……」
「されたのは、キスだけ?」
さっきまで笑っていた課長の顔が、冷たいまでのポーカーフェイスに変わっている。
「良かった。デザートも実は用意してるの。入りそう?」
「すごいな。デザート付きなんだ」
すっかりその日のことを忘れてキッチンで用意を始めていた私を課長が後ろから抱き締める。
「……で、なんで、無理矢理安田にキスされたの?」
「えっ?!」
「もしかして、あの雨の日?」
「あ……」
「されたのは、キスだけ?」
さっきまで笑っていた課長の顔が、冷たいまでのポーカーフェイスに変わっている。