課長さんはイジワル2
「すみません……」
「コンビニで朝食買ってきた。食えそうか?」
いや~。
これは、無理。
かなり、無理。
っていうか、まだ吐き気がするし、熱っぽいし。
頭を振って、頭痛にクラ~っとなってへたり込む。
「ノリ、買ってきたんだけど。これも無理?」
「何で……ノリ?」
「いや……お前が昨日の夜、『ノリ』『ノリ』ってうなされてたから、よっぽど食べたいんだろうと思って買ってきたんだけど」
課長がコンビニの買い物袋から海苔を出す。
「ノリ……」
涙がこみ上げてくる。
そんな私を見下ろしていた課長が私の目線までかがみ込み、じっと私を見つめる。
「それから……これは立ち入った質問になるけど……。お前、右足、どうしたんだよ」
見られた?!
驚いて足をさっと引き、手で庇う。
「コンビニで朝食買ってきた。食えそうか?」
いや~。
これは、無理。
かなり、無理。
っていうか、まだ吐き気がするし、熱っぽいし。
頭を振って、頭痛にクラ~っとなってへたり込む。
「ノリ、買ってきたんだけど。これも無理?」
「何で……ノリ?」
「いや……お前が昨日の夜、『ノリ』『ノリ』ってうなされてたから、よっぽど食べたいんだろうと思って買ってきたんだけど」
課長がコンビニの買い物袋から海苔を出す。
「ノリ……」
涙がこみ上げてくる。
そんな私を見下ろしていた課長が私の目線までかがみ込み、じっと私を見つめる。
「それから……これは立ち入った質問になるけど……。お前、右足、どうしたんだよ」
見られた?!
驚いて足をさっと引き、手で庇う。