課長さんはイジワル2
やだ。
何か恥ずかしい。
でも、そんなに感触としては悪くなさそう。
課長と顔を見合わせほっとする。
課長も気を良くしたのか、第2ラウンドに突入する。
「それで……ですね」
課長が隣に座る私の手を握る。
「僕は愛さんと一緒に住みたいと思っています」
「うんうん。住みたかとね……。うん?一緒に……住むぅぅぅぅ?!
いいいいいい一緒に住みたかて……そりゃ、『同棲』ばするっちゅーことかいね?」
とぉちゃんのでっかな声に私の体がびくっと跳ね上がる。