課長さんはイジワル2
「あ!あんたぁ!さっきっから、馴れ馴れし過ぎんか?おいの娘にさわるな!」


とぉちゃんが立ち上がると、課長を指差して非難する。


「おいは許さんぞ!同棲てんなんてん、ぜーーーーーーったい許さん!!」


怒りに打ち震えるとぉちゃんの腕をかぁちゃんが「まぁまぁ」と掴む。


「二人が愛しおうとるなら、もう、うちらの口出すとこじゃなかばい」

「お前は黙っとれ!おいは愛の父親ばい!」

「……今、なんて言うたか?!黙っとれは、あんたたい!」



かぁちゃんがとぉちゃんの胸倉を掴み持ち上げる。




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