課長さんはイジワル2
「足、開いて。自分で」
課長ってば、すっっっっごくイジワルだ!!
そんなこと、出来るわけないじゃない!!!!
「やっ……やだっ!」
顔がかぁ~っと熱くなって、課長のキスを首筋に受けながら、体を捩じらせる。
だけど、課長は自動車教習所の鬼教官よりも容赦ない。
「愛……」
ピンポーーーーン♪
ピタッと課長の動きが止まる。
私も荒い息をしながら、課長の腕を掴む手を緩める。
二人で顔を横に向けて、インターフォンのモニターをみると、そこには……
「押尾さん!!」
その横には吉田さんと安田。
3人が笑いながらケーキの箱とか、花束とか、ピザの箱とか持ち上げて見せてる。
退院祝いに来てくれたんだ。
服の前をかき寄せて、体を起こそうとするけど、課長にトンッ!とおでこを突かれて、再びテーブルの上に押し倒される。